厚手のざっくり遮光g8603

カーテンとインテリア
日本には、伝統的に華道があり、自然の中に生かされているという独特な考え方の上に、精神修養の一つとしても、発展してきた文化があります。
床の間には、かけ物、お花がある、そのようなお宅が、昔は結構あったのですが、この頃は、旧家や大きなお屋敷、特に何かしていらっしゃる家庭でない限り、洋間主体のマンションなどでは、ちょっとお目にかかることはできません。
それでも、お花は、花瓶にいけることができます。玄関でお花がお出迎え、部屋にその時々のドライフラワーや、プリザーブドフラワーが、リースなどとしてウォールデコレーションの役割を果たします。もちろんお出迎えの玄関の扉でもいい雰囲気です。
テーブルには銀食器に合わせた一輪ざしに、ほろりと花が微笑みかける、造花のプチブーケがそっと、マットに添えられていたり、テーブルコーディネートには、お花は重要な働きをしてくれると言うのがこれだけでもよくわかります。
窓際、カーテン横あたりは思ったよりあたたかなので、水切れしないような植物がいいですね。こんなところに置くときは、カーテンカラーとも合わせたいものです。エアコンの風が来るところは乾燥してしまうので、初めからドライな花の方が良いでしょうが、やはり乾燥しすぎには注意です。
この頃はプリザーブドフラワーも単独で飾るのではなく、ゴージャスなリボンとともに、壁飾りや卓上のカップインテリアになっています。また生花で動物をつくってかご盛りにして飾ったり、柱を上手く使ったデコレーションも花の良さを十分にいかせます。花が陶磁器に飾ってある姿もまた雰囲気の有るものです。金銀の水引、結び、組みひもなどとともに和の演出に用いたりと、花はまさに華の存在です。
何か部屋が殺風景だと思ったら、そこに一輪のバラがあるだけでも、上品で優雅な空間になります。パーティーなどをするのに、このスペースの空きを埋めたいなと思う時は、最近人気の造花という手もあります。枯れない花の代名詞です。一年中お水は要らないし、季節の花をいろいろ揃えておくといざという時便利です。